花研コーヒーブレイク
読書はおもしろい
2026.11.02
10月27日読書の日を皮切りに、読書週間が始まりました。今年で第80回だそうです。
今年の標語は「静かだけど、冒険中。」
本を読んでいる人は外から見れば静かに座っていますが、、その頭や心の中ではワクワクするような大冒険が広がっているという、読書の魅力を表現したキャッチコピーです。読書で空想が楽しめるってことですね。この標語で一般公募から選ばれたそうです。
大田区の図書館でも、その標語が入った「読書手帳」を配布していました。


フクロウが読書週間のモチーフとして描かれているのは、フクロウが「 知恵と学問の象徴」とされているからだそうです。その源流はなんとギリシャ神話まで遡ります。フクロウは学問・技芸・知恵を司る女神「アテナ」の使者であり、聖なる鳥として崇拝されていました。そのため、西洋では「知恵の象徴」とされているのだそうです。
また、フクロウは森の奥深くで、賢そうな丸い目ですまし顔をしながら静かに瞑想にふけるため、その姿が「静かに本を読んで思索にふける」という読書週間のイメージにふさわしいと考えられたのだそうです。
一方で少し気になるニュースが報じられました。
全国学校図書館協議会が今年6月に行った学校読書調査によれば、1か月に本を1冊も読まない小学生は13.4%。「読まない」小学生は5年連続で上昇し、25年ぶりに1割を超えたと。しかも、漫画についても小学生の28.2%が1冊も読まないということです。活字そして漫画も読まない、ショート動画を楽しむのみ、ということが推測されます。
問題は「読まない子ども」だけにあるのではなく、本と出会う場所・本を手に取るきっかけの側にも変化が求められているのではないかということ。本でも、漫画でもいい。まず面白そうだから手を伸ばす。その一冊との偶然の出会いをどう増やすか。読書週間とは「本を読みましょう」と呼びかける一週間ではなく、人と本の出会い方を考え直す一週間なのかもしれません。そんな読書の面白さから提案しないと、なぜ本を読む必要があるのかと一蹴されてしまいそうです。
先日、フラワービジネスノートの販促のため、仲卸通りでポップアップショップを展開しました。
その際、花研の蔵書から面白そうな図鑑や読み物も“店頭にぎやかし”として展示してみました。図版の素晴らしい、『花の王国①~④』(荒俣宏著)、ペット業界には欠かせない知識になりつつある『園芸有毒植物図鑑』(土橋豊著)、『花の西洋史事典』などなど。
するとどうでしょうか、お一人だけですがその簡易本棚に引き寄せられるように、すっと当ブースに歩み寄られ、数冊を手に取ってパラパラと読んでくださった方がいらっしゃいました。ちょっと嬉しかったです。そこからお話も弾みました。
花に関するおもろい本はたくさんありますので、この読書週間中に限らず多くの方々にご紹介したいと思います。
花研がプロデュースしているフラワービジネスノート、及び花研メンバーが著者となっている本はこちら。

『花屋さんが知っておきたい 花の小事典』桐生進著

『はじめての切り花ガイド』内藤育子著

※自民党が発行する女性局の機関誌『りぶる』(政治と暮らしのウーマンマガジン)や東急インの客室情報誌『たのやく』、日本農業新聞、上毛新聞、花卉園芸新聞、園芸文化協会機関誌、マミフラワースクール機関誌、『園芸JAPAN』などで紹介されました。
『最新農業技術 花卉 vol.8』
「花卉のトレンドと商品開発」内藤育子著

『最新農業技術 花卉 vol.11』
「切り花の輸送用梱包と容器」桐生進著

『最新農業技術 花卉vol.13』
「スマートフラワーの取り組み」桐生進著

『最新農業技術 花卉vol.15』
「海外を含めた草花類の流通事情」 内藤育子著

『最新農業技術 花卉vol.16』
「枝ものの消費動向」桐生進著
「小ギクの需要と生産動向」桐生進著

それではみなさま、良い読書シーズンをお楽しみくださいませ。
ごきげんよう。











