花研コーヒーブレイク
染めることにモーレツな会社
2025.03.10
花研の一研究員です。花粉症が再開してしまいました。いわゆる交感神経と副交感神経の関係でいえば、交感神経が活発な日中はそうでもありませんが、日も暮れて瞼の帳が下りる頃になりますと副交感神経が優勢となり、鼻汁も旺盛となるようです。
それはそうと、染め花が日本でも世界的にもトレンド商品であることに異を唱える人はいないと思います。ここでは欧米の染め花に邁進している会社のHPから、その動向をご紹介したいと思います。サイトはこちら、VIPROSEという会社です。もともとは高級バラの生産法人だったようです。なにしろVIPですから。その生産法人が多角化し、染め花部門・ドライフラワー＆プリザ部門そしてその他部門に取り組んでいます。染め花部門のページを覗くとかなり多数の品目を染めていることがわかりますし、染め方も吸わせ、吹付けと多様なようです。また、その染色テイストも、くすみ系を的確にとらえているなと思います。おっと、スイートピーの染めなんかは相当日本の染めを研究しているのではないかしら、ブラウン系も研究導入済みですネ。
遡ること2000年代に青く染めたバラ、オランダ産のベンデラブルーが日本のマーケットをノックしてからはや25年。すっかり定着した染め商品。日本の染め技術はますます進化を続けてきた訳ですがそれは同時に世界中の進化もすすめてきたのかな。この世はWEB上のSNSで同時性を獲得してしまったのです。日本で流行っているものは即座に共有され、場合によっては凌駕されてしまうこともあるでしょう。逆に引き続き海外の情報も即座に取り入れることも可能です。
ということで今回はオランダにある会社でかっこよく染めることにモーレツな会社を紹介してみました。なんとなくこちらHPからいい意味での貪欲さを感じましたので
ちょっと古めかしいですがモーレツという言葉をタイトルに選んでみましたよ。
