花研コーヒーブレイク

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

ここ数日の温かさのお陰でしょう。ついに大田市場花き部の勝手に標本木「カワヅザクラ」が開花しました。メジロのつがいもカワヅザクラの標本木に遊びに来ていました。空高くメジロのさえずりが響き、春の到来を知らせてくれているようです。

 

すると、このとおり！私の頭の上にも春が訪れました。

2月8日、「巣鴨 啓翁桜まつり」が行われ、お手伝いで参加させていただきましたので、今日はその様子をお伝えします！

 

主催は山形県JA園芸振興協議会様とJAグループ山形様。山形県は啓翁桜の国内生産量No.1を誇ります。啓翁桜PRのため、十数年前からこのお祭りが始まったのだそうです。場所は巣鴨の地蔵通り商店街と、駒込の染井銀座商店街。

 

地蔵通り商店街入ってすぐの場所にある江戸六地蔵尊眞性寺では、5基の啓翁桜のアレンジメントがお客様を迎えます。

　

 

また、アンケートに答えてくれた方には啓翁桜のプレゼントチケットを渡し、商店街にある生花店「花正」様で啓翁桜と引き換えることができます。

たくさんの方がお店に足を運んでくれ、店長さんはこの素敵な笑顔。

　

 

染井銀座商店街の「都生花店」様ではフェアを開催。

ヘアフラワーショーの実施と、桜をお買い上げいただいた方に花みくじ、花風水鑑定、山形の芋煮、熱燗のプレゼントなど盛り盛り沢山の内容です。

　

 

私はヘアフラワーショーのモデルとしてお手伝いさせていただきました。いけてくれたのは、フラワーアーティストの宮内孝幸さん。さらにアコーディオン奏者のDANさんが演奏で会場を盛り上げてくれます。

道行く方々が楽しそう、あるいは不思議そうに立ち止まって見学していました。

　

 

頭に金具を装着して、その金具に次々にお花を生けこみます。さくさくさくといけて10分ほどで完成。じゃじゃん！啓翁桜やスイートピー、トルコギキョウ、バラなど春満開のヘアフラワーになりました。

　

 

私の他にも3名のモデルさんが花をいけてもらい、商店街を本当のモデル気分でランウェイしました。道行く皆さんが笑顔になってくれたのが嬉しかったですね。

　

 

都生花店さんでは特に常連さんがたくさんいらしていて、「去年も見に来たの」「いつもお店に来ているし毎年楽しみにしているんだ」とお話されていました。

 

地元の方々に愛されるイベントになっているようです。継続的な取り組みの賜物で都内の春イベントの名物として随分と認知度が高いと伺います。花き消費と地域活性の取り組み事例として、一つのお手本となるのではないでしょうか。

 

それではみなさま、ごきげんよう。