花研コーヒーブレイク
エコプロダクツ2009出展
2009.12.13
日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2009」が12月10日から12日、東京ビッグサイトで開催され、当社も出展いたしました。
ビッグサイトの広い会場に、小さく区切った多くのブースが出展していて、じっくり見ようと思ったらとてもとても1日では回りきれないほどです。
テーマが環境だけに興味やはっきりとした目的を持ってご来場されている人が多いように思いました。私たちの商品に対しても、お客様から興味を持って質問をされてきたり、私どもの話にも熱心に耳を傾けてくださったり、また実際に試してみようと商品を手に取られる方も多く、サンプルとしてご紹介していた「炭づつみ」のミニパックは全て売り切れました。
現在はエコポイント制度の導入など、企業が環境に貢献することが注目されていますが、来年は個人消費においても社会貢献型が広がのだろうと実感した展示でした。
また、入場無料と相俟って小中学生たちが賑やかに入場。
会場の仕掛けもうまく、スタンプラリーが設営されており、スタンプを集めようとすると大人も子どももあちこち見て回れるシステムになっていました。エンターテイメント性にも長けていて、この展示会では出展者としてもいろいろと学ぶところが多かったように思います。
ところで「エコ」の「エコロジー」とはご存知の通り「生態学」の意。この訳をあてたのは天然記念物の制定を提唱した明治時代の植物学者である三好学です。また、「エコ」はギリシャ語で「家」を表す「オイコス（oikos）」の派生語です。人間が家の中で生活をしているのと同じように、人間を含めた環境全体を守ることが重要であるということでしょう。
このエコプロダクツ2009も、地球全体を人間中心主義を乗り越えた「オイコス（エコ、家）」と捉え、「宇宙船地球号」に乗船する地球企業がエコのために何ができるかをPRする場でした。
私ども花研がご紹介した人工培土「炭づつみ」は、エコで清潔であることが特長で、家の中でも抵抗なくグリーンを楽しんでいただくためのご提案のひとつです。国産の間伐材からできた天然素材100%の培土で、炭パワーにあやかり室内の化学物質を吸着する効果も期待できます。
これも「オイコス」的発想。屋内空間の快適性や間伐材利用などの点から、日常の居住空間のみならず、地球全体の環境バランスを考慮した商品なのです。
