花研コーヒーブレイク
こういうの“いいね！” 今週の中央通路から その①
2015.11.17
大田花きのセリ室入口には、今週、JA大阪泉州花き生産出荷部会様のグラジオラスが展示されています。
しかーーーーーし！
この展示の前を「きれいですね～」と素通りすることなかれ！
この展示には大いなるメッセージ性が込められているのです。
注目はこちら。
JA大阪泉州花き生産出荷部会様のチラシです。
よーくご覧あそばせ～。こちら、こちら！
チラシにクリザール様の切り花栄養剤が貼付されているではありませんか。印刷ではなく、ホンモノがセロファンテープで留められているのです。
その心は・・・！？
切り花栄養剤をひっくり返してみるとこの通り！
切り花栄養剤を使うと日持ちが良くなるので、ぜひ使いましょうねー！ということなのです。
しかもこの切り花栄養剤は、ブルボサス(bulbosus)と書いてある通り球根植物専用なのです。
bulbosusとはラテン語で球根の意味。英語ではbulbといえばで「球根」、bulbousで「球根の」という意味ですから、なんとなく意味が伝わる方もいらっしゃるかもしれません。
従って、グラジオラスばかりでなく球根植物であれば、なんでも効果あり！というのがこの切り花栄養剤。これを使用すると、水だけで生けたときより、大きく、色鮮やかに開花するのが特長です。
このようにクリザール様と生産者様が一体となってお客様（買参人の皆様）にアピールされているところが素晴らしいではありませんか。
協業するアイディアと工夫、全てのチラシに切り花栄養剤の小袋を一つ一つ手で貼り付けることもいとわず、アピールを一生懸命される姿勢はきっと買参人の皆様にも伝わることでしょう。他の生産者様がPR活動をする際にも、良いヒントになりますね。
