花研コーヒーブレイク
健康寿命を決めるテロメア
2017.05.18
5月16日にNHK番組「クローズアップ現代」（人気の「クロ現」です）で、人の健康寿命を決めるひとつは染色体の末端部にある構造であるテロメアという部分。テロメアは細胞分裂によって短くなっていくので、「命の回数券」とも呼ばれるのだとか。
加齢やストレスを受けることなどによってこのテロメアが短くなり、長くなることはないと考えられていましたが、実は最近の研究により、テロメアを伸ばすことが可能になったのだとか。寿命のカギを握るテロメアの研究でノーベル医学生理学賞が与えられたほど医学的に画期的な研究結果なのだそうです。
多分、アタシ、相当テロメア短いと思う(*_*;それだけに食い入るように番組を観てしまいました。
テロメアを伸ばす方法は、有酸素運動、野菜海藻中心の食事（海藻、魚もGOOD、オメガ３脂肪酸を摂取すること）、週1回のカウンセリング（人との繋がりを意識する）、また、とりわけ瞑想が効果的で、瞑想により細胞レベルで若返るのだそうです。
瞑想の際の呼吸法は４秒間かけて息を吸い、４秒間かけてはき出すというもの。この呼吸法をしながら花やろうそく、夕日などを見つめること（10分～）が効果的なのだそうです。
健康診断でテロメアの長さを測る項目などがあるといいなと思いつつ・・・まあ、「短い」と自認するなら、そのような項目はむしろない方がいいのかもしれませんが、健康に対するカガクは日進月歩で解明され、人々はより健康を保ちながら長生きできるよう世の中は発展していくものなのだなと思います。
人の究極の欲求というのは健康と幸せなのだろうと常々思います。先進国に住む人ならなおさらです。
花産業は人々の健康にも幸せにも貢献できるわけですから、これからあらゆる可能性を秘めた成長産業となっていくのではないかと想察するばかりです。いえ、人々の健康と幸せに貢献できるよう努めてまいりたいと思います！
