花研コーヒーブレイク
ブロガー2号 電車でシャツをもらう・・・!?の巻
2015.08.04
アタクシは(アタクシだけではないと思いますが)、前を歩いている人が物を落とすのをよく見かけます。
帽子やハンカチ、スカーフ類、カーディガン、折りたたみ傘の袋、レシートやメモ用紙のような重要かどうかこちらでは判断できないような紙類など。
この前も、駅の改札口でお財布を目の前で派手に落としていったヤングマンがいらっしゃいましてね。周りにいた人はみんな気づいているのに、本人は気づかない。拾ってすぐに渡そうと顔を上げると、ヤングマンはすたすたとホーム階へ。若い分足も速く、階段も一足飛びで駆け上がり、みるみるうちにヤングマンとアタクシ差は大きく開いてしまいました。山手線なのですぐに電車が来て乗ってしまったら渡しそびれてしまうなと、老体にムチ打って追いかけ、何とか間に合い本人に渡すことができました。
汗だくにになって追いかけたわりには、受け取った人の反応薄く、アタクシばかりがゼーゼーと大騒ぎです。こんなことなら最初から駅員さんに渡せばよかった、なんて思ったり。だいたいなぜ故に男性のみなさま(特に若い方かな?)はあんなに危ないところにお財布を入れておくのでしょう・・・といつも思います。ポケットより長いお財布を、お尻のポケットに入れておいたら、普通ぴょっこり出て落ちるか盗まれるかどちらかでしょう。パリなら外に出て3秒で盗られるで、コレ。
長くなりすぎましたが、ここまでが前置きです。前を歩く人が物を落とすのを良く見かけますが、昨日もそうでした・・・と続きます。
会社帰り、駅のホームでアタクシの前を歩く60歳くらいの男性がぴょこんと電車に乗り、その瞬間に帽子をホームに落とされました。そのままドアが閉まってしまったら、男性は帽子を落としたことに気付かず、持ち主の手に戻る可能性は少ないだろうなという状況です。
慌てて帽子を拾い上げ、その方にお渡しするために同じ車両に飛び乗りました。
渡したときは「あ、どうも」というくらいの反応でしたが、同じ車両に5分程度乗っていましたらこのようなものをいただいてしまいました。
「お礼に、これあげる」と。
折り紙で作ったネクタイ付きのシャツです。5.5cmほどの大きさで本当によくできています。どのようにできているのか折り方を見てみたい気持ち半分、しかしよくできているので広げるのがもったいないのが半分。結局広げずにそのまま楽しませていただいています。
「中に携帯電話の番号と書いてあるんじゃないか??」
なーんてからかって中を覗き込む人もいましたが、もちろんそんなことはありません。
電車通勤にして丸3年が経過します。社会の観察がとても面白く、電車通勤を楽しんでいる今日この頃でございます。