花研コーヒーブレイク
紫陽花 ~友情と団結の花~(シンヤワールド)
2015.06.04
6月に入り紫陽花(あじさい)の咲く季節になりました。
紫陽花はひとつひとつの小さい花々がたくさん集まって、こんもりとした花の姿を形成しています。
このたくさんの花が集まって咲く姿から、日本では「団結」や「友情」、「仲良し」のイメージが強い花として知られています。紫陽花はかつて「あずさい」と呼ばれており、「あず」=「集まる」が名前の由来と言われています。
また、紫陽花は土壌の成分で色が変化することから「変節」や「移り気」といった花言葉がつけられています。仲良しではあるが、信念や主義・主張が変わっていく花達、テレビアニメ「ラブライブ2期」の「私たちが決めたこと」を観ているかのようです。ラブライブ2期の11話「私たちが決めたこと」ではスクールアイドルの「μs(ミューズ)」がある大きな決断をしますが、その聖地(舞台)となった場所は、神奈川県の「国府津(こうづ)海岸」や「根府川駅」と言われています。
(国府津海岸)
6月中旬、根府川駅周辺では紫陽花が見頃を迎えます。現在テレビアニメ「ラブライブ」の2期が再放送されていますが、11話「私たちが決めたこと」の放送は6月中ごろのようですので、この時期に根府川へ聖地巡礼に行かれる方はぜひ紫陽花もお楽しみ下さい。
一方、同じラブライブの聖地「神田明神」にはハート型のオブジェが登場しました。夜のイルミネーションが素敵で、まるで紫陽花のように色彩が変化します。
ちなみに、紫陽花が切花として花屋さんに売られていることは、実は花好き以外にはあまり知られていないように思います。切花の場合、各地で咲き始めるよりも早く、また秋色になるまで長い期間出荷されますので、きっと喜んでもらえると思います。
口の細くなったちょっと豪華な壺のような花瓶に生けると玄関や床の間が見違えます。