花研コーヒーブレイク
ハナセン ワンダー・ナンダー
2015.05.29
5月18日の小欄の続きです。
募集開始以来、皆様には続々ご投句いただいております。いつもありがとうございます。
さて、ハナセン募集開始のお知らせをしたときに、弊所所長が「ボカァ、今年は英文で投句しますからね」と、“びびんなよ宣言”した旨を書かせていただきました。
まあ、あまり期待していなかったというか、アタクシとしては所長自らハナセンに協力してくれるという気持ちだけで十分。英語かヒンドゥ語かなんて、言語は何でもよく、花研手帳を完成に向けてハナセンを考えてくれるという、その姿勢が嬉しかったわけですよ。
だって、昨年のように52句出してくれても、一句も選ばれないわけですから、あまりクオリティには期待していないのです。一般応募の川柳名士たちがおもしろいのじゃんじゃか出してくださいますので、その中から選ばせていただこうと思っていましてね。
ところが、本当に英語で投句してくれましたよ、ええ、ええ。すごいでしょ、弊所の所長。見上げましたね、英語の川柳を拝見したときは。
・・・一瞬、チョットだけですけど。
よく見ましたらね、ま、川柳というか、just a poetという感じもあります。全くリズム感無視だったり、5行も6行も詩が書いてあったり、よく読んだら洋楽の歌詞をちょっともじっただけだったり、その割に文法メチャクチャ、みたいな。
しかも詠み手がBilly Koel(Billy Joelをもじって)とかStevie Nander(本当はStevie Wonderですよね)とかになっていましてね。それこそナンダーという感じです。
しかし、今年初めての新しい挑戦には脱帽です。
これからも英語で投句があるようですので、言語に拘らずフェアに審査させていただきたいと思います。
ま、結果は7月の発表をお待ちくださいませ。