OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

スイートピーの日(1月21日)

2015.01.19

 

1月21日はスイートピーの日であることをご存知でしたでしょうか。

この日は、昭和のアイドル黄金期を築いたおひとり、松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」がリリースされた日だからです。(1982年)

折しも市場流通ではスイートピーの最盛期。大田市場でもスイートピーウィークとなっています。

  

主な産地は宮崎県、大分県、岡山県など。関東では神奈川県が有名です。

スイートピーは、元々老化ホルモンであるエチレンに弱く、花持ちの点から産地と言えば神奈川などの東京近県に限られていました。しかし、1980年代にSTS(エスティエス)剤(エチレンの感受性を極めて低くするもの)の開発によって、花持ちが劇的に改善され、遠方の産地からも出荷可能に。そこで、宮崎などの大産地が誕生したというわけですね。

宮崎県のスイートピーの記事はこちら(大田花き産地うんちく探検隊コーナー)。

 

花研ブログ非公式顧問のシンヤ君曰く、「スイートピーは最も少女らしい花である!」と。

その通り、女性の名前やイメージにまつわる品種名がたくさん。今週ショーケースに展示されているだけでも以下の通り。

         

“少女らしいイメージ”をスイートピーに抱くのは、シンヤ君だけではないのかもしれません。

 

スイートピーは香りがいいのも特徴です。グリーンノートやフルーティなものが多いですね。

香りで選ぶならコレ。シンヤ君もイチオシです☆☆☆

 

スーパーローズです。とても若いマスカットのような甘さと清涼感のある香りです。

 

今回の展示の中で「赤いスイートピー」に最も近いのはこちらでしょうか。

カルメンという名前の通り、私たちが抱くスイートピーの少女性より幾分大人っぽいイメージです。

 

いずれにしても、スイートピーの可憐なイメージと、当時の清純な松田聖子さんのアイドル的キャラクターがちょうどマッチして、「赤いスイートピー」のヒットに繋がったということもあるかもしれません。お陰で、「スイートピー」も全国的に認知度を上げ、誰もが知る花となりました。聖子ちゃん、ありがとうございますm(_ _)m

ぜひ、季節の花スイートピーをお楽しみください。

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