花研コーヒーブレイク
フラワーオブザイヤーOTA 結果発表☆☆☆
2014.12.08
フラワーオブザイヤーOTA2014(略して「フラオタ」。某全国紙の新聞記者さんに「結構すごい略し方ですね^^;」と“褒められ”ました)の結果は次の通り決定いたしました。
【最優秀賞】カスミソウ‘アルタイル’ 昭和花き研究会(福島県)
【優秀賞】シンビジウム‘サンゴールド’ 上州の蘭2011(群馬県)
【特別賞】ジニア‘クイーンレッドライム’ 大野重雄(千葉県)
【特別賞】バラ‘コンキュサーレ’ JAひまわりバラ部会(愛知県)
【新商品奨励賞】バラ‘アートリークローズ’ ファインローズ(佐賀県)
受賞品種の写真はこちら。
カスミソウ・アルタイル
シンビジウム‘サンゴールド’
ジニア‘クイーンレッドライム’
バラ‘コンキュサーレ’
バラ‘アートリークローズ’
この審査は、大きく次の3段階を経て、厳正かつ公平な審査を行います。
①データによる該当品種×生産者様の抽出
対象が2014年とすれば、2011年から14年までの取引データで、単価・数量ともに右肩上がりのアイテムだけを抽出します。対象の数は20万にも及びます。
②大田花き営業本部によるノミネート
20万から残ったデータはまだ数百あります。
日々の取引現場を見ている大田花き営業担当により、その中から受賞にふさわしい品種×生産者様をノミネートしてもらいます。
この時点で各賞50-100ずつ。
③大田花きの買参人様による投票、多数決
大田花きの買参人様で、カテゴリー別上位の方にノミネート票から各賞1つずつに投票していただき、最終的には多数決で決まります。
合計で20名様ほどに投票をお願いしております。
通常は最優秀賞・優秀賞・特別賞・新商品奨励賞の4賞ですが、本年は特別賞が同率だっために、2つ選ばせていただきました。従いまして、上記の5品種・生産者様が受賞されました。
この授賞システムは、個人的な恣意が入る隙はまずありません。(少なくても、1個人の意見が結果に大きく反映されることはありません)
またフラオタの実施目的は、優れた花きの出荷を奨励し、一層の品質向上を促すと共に日本で最も花きの集まる当社から流行の指標づくりをしていくことです。同時に、流行を定点観測の上、データベースとして蓄積し、今後の人気潮流を占うものでもあります。