OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

MBTIから知る自分

2025.04.30

こんにちは。

みんなの花研ひろばです。

先週末、30歳から70代後半までの9-10名で会合する機会がありました。その中で最年少30歳のAさんは、あるスポーツ選手兼コーチをしているのですが、曰く、今年31歳を迎える1994年生まれには、世界を舞台にスポーツで活躍される人が多いそうです。筆頭大谷翔平選手。そのほかにもバトミントンの桃田賢斗選手や奥原希望選手、フィギュアスケートの羽生結弦さん、スピードスケートの高木美帆さん、水泳の瀬戸大也さんや荻野公介さんなど枚挙にいとまがなく、アスリートの黄金世代といわれているのだとか。

 

その黄金世代のプロアスリートと同じ年に生まれたことが嬉しいAさん(そらそよね)に教えてもらったのですが、最近は性格診断にMBTIというのがあり、話題になっているそうです。若い世代ではそれを基に恋愛や結婚の相性を確認したりすることもあれば、企業によっては人事採用の際にMBTI診断を取り入れるところもあるのだそうです。

 

なんと、Aさんのお友達は、MBTI診断で相性が最も悪い相手から告白されたものの、お付き合いする前から行く末はわかっているからと、丁重にお断りしたのだとか。なかなか今の方は理論に基づいてパートナーを探すということなのかもしれません。そういえば、米国でも実際にそのようなシステムが取り入れらているサービスがあると聞いたことがあります。

 

調べてみますと、MBTI診断はそもそもスイスの心理学者ユングのタイプ論を基に開発されたそうです。4つの指標(外向性⇔内向性・感覚⇔直感・思考⇔感情・判断⇔知覚)を組み合わせ、16の性格タイプに分類した上で、自分がどれに当てはまるかを診断します。自己理解を深め、仕事や人間関係に役立てられているそうです。

 

これまでは、性格診断というと、エニアグラムの「9つの性格」を参照して、自己分析やチームメンバーの性格分析などを行っていました。自分がどのようなタイプであるかばかりでなく、相手がどういうタイプだから、こういう扱いをすると嬉しいとか、モチベーションが上がるとか、そういうことに活用できていたように思います。

 

エニアグラムは手法としては古いものの、最近ではまた注目されているそうです。一方、MBTIはより新しく、ネットで分析情報がいろいろと掲載されているだけに、教えてくれたAさんのトークも面白くて瞬殺でどっぷり浸かってしまいました。エニアグラムからの分析もMBTIからの分析も、私自身の性格を表すいくつかのキーワードは重複していたのが面白いところです。

 

また最近はビッグファイブという、五因子モデル(Five Factor Model)」とも呼ばれ、心理学における性格研究で最も広く受け入れられている分析ツールも注目されています。診断の際に聞かれる内容はMBTIにとてもよく似ています。文化や言語を超えて一貫して見られる性格構造であることが確認されていて、科学的な信頼性も高いそうです。

 

 

よかったら、MBITもやってみてくださいませ。(こちらから)所要時間は10分弱といったところでしょうか。

 

その会合でMBTIトークに入っていた私を含む6人は、全員タイプが異なっていながらも、比較的相性の良いタイプだということがわかり、その場が和みました。おかげ様で会合は良かったねと穏便に収まりましたが、相性の悪いタイプだったら、お互い警戒することになるでしょうか。会合のような一時的なものはさておき、組織運営やチーム編成などはいろいろなタイプの人が集まることが重要かもしれませんね。

 

自分の知らない自分を開発する、分析することにつながるということも興味深いポイントです。自分を客観的に見るツールということでしょう。花研ブロガー1号のS氏は、MBTI診断をして自分が生まれながらの夢想家であることを知り、「ほっとした」と言っていました(笑)。いきすぎた妄想もこれは仕方ないと受け入れられるようになったと。

 

得意と思っていたことが実は得意ではない、ならばやはり注意しましょうねと、自ら注意を促すこともできます。相手を生かし自分を生かすためにも、このようなツールは便利に使えるといいかもしれませんね。科学的な信用性はさておき、ですよ。

もし、トライされた方は、そしてどのタイプに診断されたかこっそり花研まで教えてくださいな。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

(最後にご参考まで)

★向こう3か月の天候の見通し(5月~7月)

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