花研コーヒーブレイク
コーデックス風の花鉢
2025.04.25
花研の一研究員です。
サクラも終わり、すっかり満開を迎えた菜の花は、種も膨らんできました。
(写真は京王電鉄 井の頭線)
菜の花といえば、江戸時代からの屋内照明の普及にたいへん貢献したすごい植物です。証明用のナタネ油を取るために栽培されていました。ついでに調べていたら、灯りの芯にしていた植物はイグサだったそうです。イグサの髄だけを引き抜いて芯材としていたそうです。産地は奈良県なのだとか。
冒頭からすっかり脱線してしまいました。今日お伝えしたかったのは、菜の花よりも家にあるコールラビ(アブラナ科アブラナ属)の花が咲いたこと。
写真の通り、一見菜の花の花とそっくりです。花芽がついてきたら全体的に形が歪(いびつ)に巨大化し、コーデックス風になりました。半年は玄関で飾っていました、案外と観賞用に向いていると思いますよ。
コールラビに高い鑑賞性を見出せるなら、カブもダイコンも可能性あるかも。
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最後に情報共有まで。
フローラルデイリーに掲載された米国関税の影響その③・・・くらい。
米国において花きの価格上昇は免れませんが、緩やかになるでしょうと。母の日も価格が高くなっても問題なく売れるでしょうとの見通し。
それではみなさま、ごきげんよう。