花研コーヒーブレイク
「千両への道」~君は千両栽培覚え書きを読んだことがあるか~
2025.04.16
花研の一研究員です。
「道シリーズ」第3弾、今回は「千両への道」です。
いやもう最近は枝ものに関する資料が急激に当社にも集まってきました。それだけ世の中の興味感心が高まっていることなのだと思います。
今日は希少本『千両栽培覚え書き』です。なんとパート1とパート2があります。
こちらは預かり資料ですが、ご紹介いただいた方に聞いた話では、あるお方が自費で制作したところ、和歌山県の花き関係者がいたく感銘を受け、JA紀州さんの協力を得て、より豊富な写真を掲載したバージョン2が完成の運びとなったということです。
千両の専門資料としては唯一無二ではないでしょうか。お恥ずかしながら山採りの千両があるなんて知りませんでしたよ。
私も本は好きな方なので、書店や図書館ばかりでなく、自費出版のイベントなどにも出向くこともあります。漫画ではなく活字の自費出版イベントです。自費出版というと路上でわびしく販売中みたいなイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、今やすごいんですよ、その市場規模たるや、ホールを借りて一大イベント的に開催しています。
行けば人気作家のブースではサイン待ちの列ができていたりします。そこから自費出版の人気を取り込む書店もあります。そのあたりは経産省のサイトで取り上げているので興味のある方はどうぞ。→こちらです
花き産業の貴重な資料として、ほかにも『産地うんちく探検隊』(大田花き)というデジタルメディアがあります。よろしければこちらもおすすめです。
★追伸
実はもう一件、枝物関係の書籍がまもなく花研に届くところです。枝物の世界ってかなりディープで興味深い。そして未開発な部分も未だ多分に含まれているのではないでしょうか。つまり、ポテンシャルが高い商材であるということ。
そこで、当ブログにも「枝物」という新しいカテゴリーを追加いたしました。
それえはみなさま、ごきげんよう。