花研コーヒーブレイク
「スズランの日」への道のり
2025.04.11
こんにちは。花研ひろばです。
スズランってちょこんとかわいらしい花ですね。5月1日はスズランの日です。
きっかけは500年まのフランス。10歳だったフランスのシャルル5世が、母親のカトリーヌ・ド・メディシスとともにドローム県を訪問した際、地元の騎士ルイ・ド・ジラール・ド・メゾンフォールからスズランの花束を贈られました。騎士は「スズランは幸運をもたらします」と説明し、これに感銘を受けたシャルル9世は、翌年から毎年5月1日に宮廷の女性たちにスズランを贈るようになったということです。
そんなスズランの日が500年という時間と空間を超えて、日本でも浸透しています。
大田市場の仲卸さんや各地の生花店さんの店頭にはスズランが並びますが、拙宅にもスズランがあります。
写真はちょうどスズランが芽吹いてきたところ。もこもこっとしている部分が花芽です。この時点ですでぷっくらとしたスズランの白い花を思わせます。
すらりと立つのは葉芽です。
この中では花芽が一つしか上がってませんねえ・・・。糸が絡まったように伸びた根の株を、2月ごろにごしゃっと植えたので、すこし窮屈だったのかもしれません。それで葉芽だらけになったのかなと我が身を振り返りつつ、あと2週間ぐらいで花が咲くかと期待を寄せています。
家の塀の上に鉢を載せて目線の位置にくるようにしています。お店の陳列でいうところのゴールデンライン(ゴールデンゾーンとも)です。
毎日毎日にょきにょきと確実に伸びています。楽しいですね。
それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。
ごきげんよう。