花研コーヒーブレイク
最近のオススメ本
2025.03.19
花研の一研究員です。広く浅くですが、広範囲なジャンルの本を読むようにしています。
本日は、図書館の司書さんおすすめコーナー、新聞の書評、SNSネットで話題の本など、最近斜め読みした本を3冊ほど紹介します。
1)『品種改良図鑑』
動植物の品種改良についての図鑑、豚や猫、スイカ、トマト、花からはユリやチューリップなど。品種改良という切り口で動物植物が横断的で斬新な感じがおもろいです。
2)『いけ花の歴史』
これはでき立てほやほやの書籍でした。いけ花研究論文を書籍にまとめた本だったようですが、内容的には本当にごくごく最近のことにも触れています。なにしろはないけバトルのことすらもここには登場するのですから。
3)『犬と猫に危険な有毒植物図鑑』
これは図書館の入庫したばかりの図書コーナーで偶然見かけました。
最近ペットと観賞用植物の相性についての話題に触れることが多いように思います。犬の飼育頭数は約679万頭、猫の飼育頭数は約915万頭、合計約1,600万頭、世帯数は犬が約684万世帯、猫が約550万世帯と推計されています(2024年、一般社団法人ペットフード協会)。合計1,234万世帯ということですね。日本の全世帯数が役5,700万世帯ですから、両方飼っている世帯を考えないとして約2割は犬か猫を飼っている計算になります。ペットフード協会の発表でも犬と猫を合わせた飼育世帯数は全世帯の約17.8%と。動物にとって安全な植物というのはもっと注目されるべきジャンルなのでしょう。
ご参考まで。
それではみなさまごきげんよう。