花研コーヒーブレイク
七草から伝統と革新を考えてみた件
2025.03.01
こんにちは。花研の一研究員です。
1月7日の春の七草セットといえば、花き園芸業界では“伝説の”と修飾語をつけても過言ではないほど、長年人気の鉄板人気商品があります。
竹製の籠に小さな七草が寄せ植えしてあり、ちょっと持ち帰るにピッタリな気の利いた商品です。伝聞(あくまでも私の)では江戸川区鹿骨の生産者が七福神巡りのお土産として考案し、はとバスに売り込みヒットしたという歴史ある商品です。
スズナ、スズシロ、つまりカブと大根それもミニチュアのようなかわいらしい野菜が直径18cmか20cmくらいの竹籠に植えてあるのですが、閃いたので植え替えました。
写真ごらんください。大根とカブの間に恐竜のミニチュア。
デザインとしてはまあ素人感丸出しですが・・・。
ここで一つ参考にしたことは、羊羹で有名なとらや17代目黒川さんの言葉。
伝統とは革新の連続である(AI検索です、ちなみに)。
いつもの七草寄せ植えセットを事例とさせていただきましたが、私たちには常に伝統的=既存、と革新的なこと=新規、の両輪が要るのではなかろうか、ということを書かせていただきました。
これをマーケティング的にまとめると、アンゾフの成長マトリクスと呼ばれる
理論になります。経産省のサイトに詳しい紹介があるのでよろしければご参考くださいませ。