花研コーヒーブレイク
「切り花栄養剤の日」案
2014.06.19
以前小欄に、切花栄養剤とか鮮度保持剤とか、はたまた切花延命剤やらフラワフードなど、人によって呼び方違うこの切花の開花補助剤の一般名が決まるといいなという独り言を書かせていただきました。
どちら様も同じようなことを思っていらしたのでしょう。昨年「切り花栄養剤」と正式に呼称が決定いたしました。おめでとうございます。
更に毒吐く・・・というか、独白、独り言をもう一つ言わせていただくと、「切り花栄養剤の日」なんちゅーのがあると、広まりやすいのではないかと思うのです。
フローリストやデザイナーさんでも、切り花栄養剤の存在を知らずに(知っているかもしらんけど)、“毎日水を変えましょー”とあらゆるメディアを通してご紹介されている方がたくさんいらっしゃいます。(→消費者の皆さんにとっては、毎日水を取り替えるのは至難の業かと。毎日水を交換することをスタンダードにしたら、花を買う人は少なくなると思います)
だからこそ、切り花栄養剤の認知度を上げるためにも、「切り花栄養剤の日」が一役買うと思うのです。
あかんかな?ま、あくまでも独り言です。
だいたい、なんやしらんけど、某研究所の所長は「切り花栄養剤」という名前が全然覚えられないらしい。それもどーかと思うけど。
何度覚えようとしても「切花鮮度保持剤」とか「切花延命剤」とか、見事に正解を外した呼称を使う。
最近は忘れないようにホワイトボードに書いとった。「切り花栄養剤」って。
そこまでする必要あるほど難しい名前か?某所って大田区某所。つまりココなのですが・・・う~んーー;
これも独り言。
気にせず勝手にこのまま持論を展開させていただければ、何月何日に決めるかが焦点になるわけですが、そうですね・・・、やはりアプローチとしては切り花栄養剤の必要度が高まる夏の始まり頃に設定するのがいいのではないかと思いのです。
ですから4月から7月くらいの間でどうかなと。
花研的勝手な案は以下の4案。
案1 【6月6日】
日本では、昔から6歳になったこの日にお稽古を始めると上達するという言い伝えにより、「お稽古の日」、あるいは「いけばなの日」とされています。
ですから、お花を習い始める全ての人に切り花栄養剤も一緒に知ってほしいという願いを込めて6月6日。
それに、同じ数字が並ぶ月日というのは比較的イージーでいいかなと思うわけです。奇数はほとんどが節句ですが、偶数は●●●の日という設定が少ないので広めやすいかなと。
1月1日 正月 (人日の節句は1月7日)
2月2日 今んとこ、なんもない。少なくとも花業界では。
3月3日 桃の節句
4月4日 トランスジェンダーの日なのだとか。女の子の日と男の子の日に挟まれているから。花とはあまり関係ないかな。
5月5日 端午の節句
6月6日 いけばなの日
7月7日 七夕の節句
8月8日 葉っぱの日
9月9日 重陽の節句
10月10日 昔の体育の日。今んとこ何にもない。
11月11日 今んとこなし。
12月12日 ダズンローズデー
案2 【7月3日】
「花咲く」を語呂合わせで数字に置き換えると、「8739」。
87月39日はないので、中の数字2つを取って「7月3日」。
案3 【7月24日】
芥川龍之介の命日、・・・というのは全く関係なく、「花に良い」を語呂合わせで数字置き換え、「87241」。中の数字3つを取って、7月24日。
2020年には東京オリンピックの開幕日となります。東京オリンピックのビクトリーブーケを長持ちさせるためには必ず切り花栄養剤を使って水揚げをするでしょう。
しかし、2020年以降は7月24日が何かの記念日になる可能性があり(10月10日がそうであったうように)、上からかぶせられると切り花栄養剤の日が浸透しにくいか?なんて不安も。
案4 【4月4日】
「栄養」を語呂合わせでA4→April 4ということで、4月4日。こちらも同じ数字の並びで覚えやすい。
プロモーションのタイミングとしてもいいかも?!なんて。
もし、業界で正式にこの日に決まれば、もちろん「花研手帳」のカレンダーにも記載させていただきます❤
あくまでも花研的独白です。
愚案ですね。ご放念ください。