花研コーヒーブレイク
クリスマスケーキが小さくなると何が起こるのか
2024.12.19
こんにちは。花研の引っ越し目前に日々片付けに追われる一研究員です。
お引っ越しといっても、引っ越し先は同じフロアなのですが、業務場所が変更になります。
【2024年も残すところあと13日】
引っ越しに伴う花研事務所撤退まであと1か月・・・くらい
さて、昨今はクリスマスケーキがホールにしてもカットにしても、小さくなってきたように思います。
となりますと、デコレーションに使われているイチゴはどうなるのでしょうか。バランスが重要ですから、イチゴも小さくなるか、挟む分には使う量を減らすか、いずれにしても重量換算で減少することは必至のように思います。
「あれま、国民的人気のイチゴちゃんはどうなってしまうの?」と気になりすぎて、眠れなくなってしまい、日本農業新聞のNOPIXでその行方を追ってみました。
すると、確かに出荷量は減少していますが価格は上がっています。これは大変。一部を見ただけですから総論とはいきませんが、シンプルにいけば消費も減って供給も減って、値段は上がっていることになります。将来的にはこのマーケットは小さくなっていく。どこかで消費が増えればそうとも限りませんが、もしこのままクリスカスケーキのシュリンク減少に引きずられて、イチゴ産業が小さくなっていくとすれば、その時に何か第三の道を見いだせるかどうかがポイントになってくるかもしれません。
消費者目線で行けば、きっとイチゴの消費パターンとしては主に年内は業務用、年明けは一般小売用に流通するのだと思います。少なくて1パックが高価なものになってしまったら、生活者はおいしいイチゴから遠のいてしまいます。
となれば、日本のイチゴはインバウンドを狙うとか、行き場が小さくなったケーキの面積以外のポジションを狙って、さらに生産が活性化されることを陰ながら応援しています。
そういえば、イチゴといえば栃木県が名産の一つですが、栃木は切り花のバラも生産が盛んです。
昔から国産のバラ生産を牽引してきた名士がいらっしゃるのです。国産のバラは品質が高いものだという常識を作った方のがこのお方。
そのおひとりがこの度フラワーオブザイヤーOTAをご受賞された齋藤武さん。
12月16日付下野新聞に掲載されましたので、ご案内いたします。
デジタル版は冒頭のみですが、齋藤さんのお姿もご覧いただけます。
また、同じくフラワーオブザイヤーOTAをご受賞されたJA新いわて八幡平花卉生産組合様も12月18日付の岩手日報に掲載されました。こちらは全文ご覧いただけます。
フラワーオブザイヤーOTAはフラワービジネスノートにも掲載されます。
こんな感じで。ご利用がまだの方はぜひこちらからどうぞ。
それではみなさま、ごきげんよう。