花研コーヒーブレイク
英国発!花きトレンドを予測する
2024.12.17
こんにちは。あまりにも手が冷えすぎて、ひどければ事務所にいながらもキーボードを打つにも使い物にならず、屋外ではしびれてほぼ感覚がなくなるくらいなので、ついに「電熱手袋」を手に入れました。これがまた具合がいい。生きている心地がします。んじゃあ、電熱靴下も仕入れようかと思案中の花研一研究員です。
【2024年も残すところあと15日】
さて、フローラルデイリーはいつも話題が豊富です。
今回は2025年トレンド予測という記事。→こちらです。
英国の生花店の「Arena Flower(アリーナフラワー)」さんの調査で、googleで過去2年間に検索された花き品目の統計データを地域別に調べ、これが注目筋だとする記事です。
世界中で検索された花はバラでもピンク、シャクヤクやキンギョソウ、そしてチューリップだったそうです。
キンギョソウはなるほど確かに日本でも注目すべきアイテムです。まずもってそのラインが縦型で昨今のバーティカルトレンドにぴったりだと思います。
記事のコメントを読むと、ブルーのチューリップ、ノスタルジックな花、エルサレムチューリップ(原種系の一重の真っ赤なチューリップ)・・・これらのキーワードは全て花研が常々発信しているトレンドワードを踏襲していてコピーされたかもー(冗談ですが)というぐらい似ています。
これはSNSによる世界トレンドの同時化によるものでしょうから、どこがスタートでどこが後ということではありません。かように同じようにすすんでいるなあと思います。なおちょっとだけ気になるのが、アリーナフラワーの予測としては来年カーネーションが流行る、というコメント。日本が大好きなカーネーションが世界ではやっちゃうと、それはそれで困るなあと思ったりして。
文章では日本での人気に触れられていませんが、世界地図とともに日本での検索が多い花が紹介されています。
それは・・・
RED SPIDER LILY!
レッドスパイダーリリーって、え?
あ、ヒガンバナのことかなと思い調べたらそのようでした。
今年のヒガンバナは、夏の暑さの影響で例年より開花が10日間ほど遅れた(埼玉県の巾着田)といいますから、それで見ごろはいつかと調べた人が多かったこともあるのかもしれません。
となると、調査手法として人気の花が浮かび上がるとは限らないかもしれませんが、一つの話題提供ですね。
日本のトレンドはフラワーオブザイヤーOTAと花研のトレンドサイクルを御覧くださいな。
それではみなさま、ごきげんよう。
思案中といいつも、電熱靴下の購入はほぼ決定ですな。放っておけば感覚がなくなって指が曲がらなくなるほど冷えるのです。
皆様もご自愛の上お過ごしください。