花研コーヒーブレイク
ちょっと前の秋の風情について
2024.12.14
花研の一研究員です。太平洋沿いを走る列車のまどから浴びる太陽光は、暑すぎもぬるくも無く丁度いい感じの日差しでした。目的地は太平洋沿いのとある中核都市です。中核都市とは20万人以上の都市のことをいいまして全国に62あります。それぐらいの規模にもなりますと、農林水産業よりも工業や商業が盛んなところ、という感じです。さて、駅を降りて、通常駅には二面ありますね。失礼でなければですが、表とその反対です。その反対に出ると目の前が城郭跡地という珍しい立地です。城も平城ではなくやや山城、小高い丘陵につくられた感じです。ということから駅の後背直ぐに山がある独特のロケーションです。その山にゆくと城郭跡として石垣が残っていて小菊が咲いていました。
なーんかいいかんじ、滝廉太郎を口ずさむか・・・。
小菊はいわゆる仏花と思われているかもしれませんが、このように風情ある花なんですよ。
ジオラマにはぴったり。時代劇にも、もう少し出てきてもいいのにねえ。
(※小菊の紅葉ものは寒菊として流通がありますが、用途がいまのところ限定的な感じがしますね・・・)
ではまた。