OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ガーデニングトレンドは発展するよ、どこまでも

2024.11.28

いつもご覧いただきありがとうございます。

花研の一研究員です。先日、いつもいろいろ教えてくださる某先生に伺いました。「ナチュラル系ガーデンの次のトレンド」について。そんなのあったのですね。なんですかと伺うと、なんと「砂利ガーデン」だそうです。

砂利は英語でグラベル(gravel)なので「グラベルガーデン」というそうです。これがトレンド。

 

砂利といっても枯山水用の石や砂利ではなく、全体的な雰囲気としては、少し武骨でありながら、乾いた環境において耐性のある植物によるガーデンというもののようです。ナチュラル系ガーデンが大いに流行し、ドライフラワーの流行もあり、乾いた感じやその色味は社会に定着したように思います。この“乾いた系トレンド”がもう少し先に進むと、いわば礫砂漠のような石がごろごろある感じが出てくるのでしょうか。石を使うガーデンデザインはこのところ蛇篭(じゃかご)なども登場していたのでなんとなく意識していたのですが、ジャリがテーマになるとは!

 

(蛇篭↓こういうの。写真は上野のホテルですが、今や定番のパターンなのかあちこちに見られます)

jkg

 

もちろん、見た目のデザインばかりでなく、機能としても重宝されているのだと思います。メンテフリーでタイパがいいとか、昨今の気象条件でも雨水だけで乗り越えられる植物種であることなど、おいそれと真似はできないハードルがあるのですが、その進化し続けるガーデン業界には圧倒されます。

 

発展著しいガーデン業界にも引き続き注目していきたいと思います。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

フラワービジネスノートはこちら。

海外からのご注文が増えたので、海外への発送料を設定しました。

なんでも今はSAL便サービスを停止しているそうで(最近久しく海外に荷物を送ることがなかったので、全然知りませんでしたが)、EMSでお送りすることになります。

表紙2025

 

もひとつお知らせ。

フラワーオブザイヤーOTAの表彰式は12月6日です。第20回を記念して、5組の生産者様がご受賞されました。

よろしければセリ前に大田花きセリ場にお集まりくださいませ。

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