花研コーヒーブレイク
シーズン・イン・ベイクド・スウィートポテイトーズ!
2024.11.20
花研の一研究員です。
the season in baked sweet potatoes! 世にもおいしい焼き芋の季節です。
先日、中野区で開催された焼き芋フェスに行ってきました。ブログ掲載は後日。
ネットで調べたところ、2024年は日本中で焼き芋イベントが勃発していることがわかりました。焼き芋フェス、おいも博、おいも万博、超芋まつり、焼き芋テラス・・・あらゆるイベント名に「芋」がついています。冬の寒い時期にも関わらず屋外の商業的イベントとして大変な賑わいのようですね。
更に更に!商業的イベント以外にも焼き芋イベントは広がります。近所の小学校のPTAイベントでも焼き芋(及び豚汁)をやっていました。
昔から石焼き芋~と軽トラで売り歩くシーンは日本の秋の名物ではありますが、ここまで人気が広まるとは、だれがこの日本人の秋の心に芋で火をつけたのでしょうか(後述)。上手なマーケティングだと思います。
かくいうわたしも、上手に心に火をつけられまして、便乗して家で焼き芋をつくりました。
芋の品種は「シルクスイート」と「なると金時里むすめ」。ドン・キホーテで入手しました。ここで忘れていけないのは焼き芋を日本国内ばかりではなく、世界的に流行らせたのがドン・キホーテといわれていますね。ドンキの焼き芋売り上げだけで12.3億円だそうです。大田花きにおけるコギク以上、トルコギキョウ未満といったところでしょうか(直近12か月)。あるいは、東京都中央卸売市場5市場全体の取扱でカスミソウが約14億円(2023年度)ですから、それに肉迫する勢いです。
さてこんな風に、「焼き芋」が売り場展開されていすが、ここはあえて自分で作ることを選択してみました。焼き芋作りはかなり科学的に解明されているようで、焼き芋をつくる専用のトースターも販売されてるくらいです。しかし、今回取り組んだ方法は2つ。ひとつが炭火焼きで、もう一つが炊飯器。
炭火焼きについては、炭火をおこして濡れ新聞とアルミで巻いた芋を放り込んでじっと待つ。じっとね。腕を組んで、30分ぐらいでしょうか。じっと待ちすぎて焦げちゃいましたが、それもまた良し。
次に炊飯器。これはメーカーサイドから炊飯器での芋ふかしは用途外なので危険が伴うと発信していますので、ほかの人にはお勧めいたしません。自己責任でお願いいたしますが、レシピサイトではほぼ定番の方法です。
蒸かされた芋は最後に焼き目をつけるためオーブンに入れます。これで完成。
どちらも満足の出来上がりでした。甘くておいしい焼き芋ですがそこには品種が大きくかかわります。品種についての解説は様々なサイトにあります。
例えばですが、ここではNHKのサイトをご紹介をしておきます。こちらです。
品種特性があり、多様化した好みに対応しているようです。品種特性が好みとどうかかわっているのか、という点ではちょっと花の品種多様性と差異を感じます。
花の場合には色や形の多様性が品種でありますが、色や形が生活者のどのような好みと相関があるのか、そこはちょっと不足しているかもしれません。真似したいところですね。
引き続き焼き芋の研究(ただの食べ比べ!?)がんばるぞー。
それではみなさま、ごきげんよう。