花研コーヒーブレイク
温故知新でトレンドのリースをデザインする
2024.10.14
花研の一研究員です。
そろそろ年末のリースについて気になり始めました。
というのも先日「パイナップルの歴史」(原書房)を改めて見直したところ、リースのデザインにパイナップルが使われている作品があることがわかったからです。
当ブログでも何度かパイナップルを紹介しております。パイナップルは17世紀頃大変貴重な果物で、富の象徴であったわけです。
そこでパーティのメニューにパイナップルを使った料理があることが重要だったりしたそうです。
さて次の写真はその本の1ページです。
17世紀のアメリカ、バージニア州はコロニアルバーグズで撮影されたリースだそうです。「ええーこれがリース!?」と思われるでしょう。
土台だけがリースで、装飾は、キク科の植物か何かでデザインしたパイナップル柄です。豊穣な感じがしますよね。
このように、リースには豊かでラッキーアイテムやその年のヒット商品を載せていいのかもしれません。例えば、大谷翔平選手のホームランボールとかね。何なら、人気のすしネタやとんかつも載せていいのかもしれません。
注目を引くと思います。
それではみなさま、ごきげんよう。