花研コーヒーブレイク
タマネギの木
2024.10.08
こんにちは。花研の一研究員です。
ある日、公園を歩いていたら、前を歩いていた男の子が、
「ママ見て!木にタマネギがなってる!」
と。
なぬ?
“そんなはずはあるまい”と男の子の言葉には微動だにしなかったママより先にタマネギの木を見上げたアタクシは、あ~なるほど、タマネギねと。
ぱっと見、ほんまにタマネギがなっとるやないかいといった感じ。
こちらです。※男の子がいたのは昼間ですが、写真は夜に撮影。
実際の時間以上に長く感じられた3秒後、声をかけられたママは、男の子の妹が乗るベビーカーを押しながら、ゆっくりをタマネギの木を見上げ、
「タマネギじゃないけど、うにゃむにゃ・・・・」
はい、ズームにするとこんな感じ。
もうお分かりですね。ザクロです。
しかも結構実が大きいですね。モノレールの流通センター駅前のものよりは数段に大きい。
以前ご紹介した東京モノレール流通センター駅前のザクロはこちら。品種が違うようです。
男の子が指差したザクロは若干熟して赤みがかっていて、タマネギに見えなくもない。
よく見ると、熟れて割れた実もいくつかありました。小さいころに田舎で採ってきて食べたザクロに極めて近い。もう少し赤かったけど。
男の子がタマネギだ!と叫ばなければ、アタクシもそこにザクロがあったことすら気づかなかったかもしれません。
ザクロは耐寒性もあり、マイナス20℃以上を保てればいいようです。5℃以上でよく生長し、耐暑性もあるようで38℃くらいまでは大丈夫なようです。43℃超えると高温障害が出て、葉の色が薄くなったり、葉先が枯れたりするようですが、害虫にも強く管理しやすいようです。
もしかするとみなさんの身の回りにも意外と多く植栽されているかもしれません。
マイナス20℃から(プラス)40℃くらいくらいまで耐えられるとは、7オクターブの声域を持つといわれたマライア・キャリーみたいな植物やね。
それではみなさま、ごきげんよう。
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