花研コーヒーブレイク
旬の提案を現場から学ぶ
2024.07.25
花研の一研究員です。
“「旬」と聞けば無条件に国産を想起する方は、グローバルを甘くみています。”
とチョット鋭めに切り込んでみましたが、
世界中に旬があり、The Box(日本語版タイトル『コンテナ物語』-世界を変えたのは「箱」の発明だった)によれば、コンテナの発明で世界はうんと狭くなったのですから、世界中から旬を取り寄せることは可能なんです。
だってそれこそ日本からも旬の果物を輸出しているじゃありませんかー。ですからその逆もまたあるのです。
今時分入手できる旬があります。つい先日スーパーでみかけたニュージーランド産のジャズリンゴ。
小ぶりでかぶりつくにはぴったりですね。パッケージに「旬」とある通り、ニュージーランド産は今が旬だそうです。
「ニュージーランドのジューシーリンゴ」ってなんだか韻を踏んだ響きですね。
国産が無いから輸入・・・という代品としてではなく、輸入がベストだからというベスト提案、旬提案がいいじゃないですか。
むしろ、一年中、国産リンゴを流通させるためにポストハーベストと低温で精密管理してきた動向とはまた違う提案にビビります。それはそれで最敬礼ですが、旬のものを最適な産地さんからというのが、生鮮の基本ではないかと思い直しました。
これは花きにも言えることです。旬のものをお届けしたいですね。
それではみなさま、ごきげんよう。