花研コーヒーブレイク
【結論】パリのオリパラでビクトリーブーケはあるのか問題
2024.07.18
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
パリオリンピック開催まで1週間を切りました。パリで夏季オリンピックが開催されるのは今回で3回目のようですが、意外なのはパリ開催はなんと100年ぶりとういことです。近代オリンピックの生みの親といわれるクーベルタン男爵はフランス・パリ生まれ。ところが、パリで夏季オリンピックが開催されたのは、近代オリンピック開催第2回目の1900年と8回目の1924年で、以降次の開催まで100年を待つことになるとは、もしかするとクーベルタン男爵も予想していなかったことかもしれません。
※冬季は1924年第1回フランスのシャモニー、1968年フランスのグルノーブル、1992年フランスのアルベールビルにて開催されています。
さて、そのオリンピックの焦点のひとつにビクトリーブーケの如何があります。あくまでも私たち花き業界に従事する者としては・・・ですが、きっとこのブログを読んでくださるみなさん興味がありますよね~と勝手に想像。
ということで今回のパリのオリパラでビクトリーブーケがあるのかどうか調べてみました。
・・・が、わかりませんでした。
・・・で、聞いてみました。IOCに。お問い合わせメールを送ってみました。
・・・すると、「ビクトリーブーケはナシ」とのお返事でした。理由は「環境保護の観点から」ということです。
・・・が、「環境保護の観点」を理由に「メダル授与式で花束を贈らないことが決定されました」という意思決定までがどうしても結びつきません。
う~ん、もう一度しつこく聞いてみるかどうか、やめとっか。
ということで、いずれにしても結論としてはパリオリンピックにビクトリーブーケはないとのことで少々残念ではありますが、それでも尚オリンピックの開催を楽しみにしたいと思ます。
最後に蛇足ながら、パリオリンピックにちなんだマメ知識。
「100年ぶりのオリンピック開催となったパリ。1924年開催時、ポスターにはオリンピックの敬礼をするアスリートとともに、勝利のシンボルとしてヤシの葉が描かれた。」
このことは、『フラワービジネスノート2024』のノートページの最下部にある豆知識欄にも掲載されています。
最新版『フラワービジネスノート2025』は9月中旬の発売を予定しております。
それではみなさま、ごきげんよう。