花研コーヒーブレイク
つれづれなるままに・・・ソチオリンピック開幕
2014.02.10
いよいよ開幕いたしました、ソチオリンピック。
開会式では、次から次へと展開される構成に目を見張りましたが、素晴らしかったのは見たものばかりではなく、聴いたものも然りでした。
誰もが知るストラビンスキーやハチャトゥリアン、ボロディンなどロシアを代表する大作曲家たちの曲が使われ、火の鳥、春の祭典、剣の舞、ダッタン人の踊りなど、聴き慣れた曲が流れるたびに心のスイッチが入りました。視覚的な効果もこれらのダイナミックな音楽によって、更に高まっていたように思います。
ロシアといえばアイススケーティングやバレエ、シンクロナイズドスイミングのような、・・・このような競技をまとめてなんというのでしょうか、これらのダンス系のスポーツはお家芸とも言うべきトップレベル、あ、それからシャラポワ選手がグランドスラムを達成し、テニス界を牽引していますが、スポーツばかりでなく多くの偉大な芸術家を輩出した芸術の国でもあるんですね。ロケット打ち上げのシーンを見たときには、大国ロシアを痛感しました。
冬季オリンピックで思うことの一つは、1国の人口が東京都よりも少ない北欧の国々の選手が活躍し、メダルを多数獲得すること。例えばノルウェー500万人、スウェーデン900万人ほどの中から、世界で戦うウィンタースポーツの一流選手が続出します。今回はいくつメダルを獲得するでしょうか。日本以上に力が入っているかもしれません。
アイススケーティングの団体戦も健闘しました。浅田真央さん、早速ご活躍されていますが、スイートピーの品種「式部」のような衣装で登場されましたね。髪に装飾しているのはまさに式部かと思ったくらいです。
これからもオリンピックを巡るドラマと日本選手の活躍を楽しみにしたいと思います。