OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ストックポイントなのかクロスドックなのか

2024.07.15

こんにちは。花研の一研究員です。

今日は祝日ですが、弊社は通常営業です。

 

さて、物流用語が持つ語感について個人的見解をお話してみようかと思います。※あくまでも個人的な考えにすぎませんので、あまり突っ込まないでください。絵日記レベルです。

 

農林水産省の見解では、物流2024問題に対してストックポイントの設置や機能強化が推進されています。ストックポイントという用語を調べると、「配送の中継拠点として一時保管をする場所」とあります。

日本人的カタカナ英語の解釈からすると、ストックというのは貯めておく語感があります。一時的な保管が、いつのまにやら中期的から長期的保管になりるような印象を受けます(個人的には)。

 

一方で、似たようなロジスティック用語にクロスドック、クロスドッキングというものがあります。こちらは入ってきたものを各方面に出すというハブ機能、つまり在庫として持つのではなく仕分けして発送するということを示す用語です。この言葉だけでハブ&スポークのベクトルの向きが頭に浮かぶような語感です。

 

現在言われているストックポイントという用語でもいいのかもしれませんが、保管しているような印象が拭えないときがあります。市場はあくまでも一時保管、物流交差点なのでクロスドックがいいように思うときがあるのです。ちょっとした印象の違いがのちのち大きな違いを生むことがあります。生鮮品を長期保管ということは現実にはないのでしょうが、今日はどういう訳かその用語が気になりましたのでここに記録しておきます。

 

とりわけ気にならない人はすみません。ご放念ください。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

pagetop