花研コーヒーブレイク
オージー系緑視率
2024.07.03
花研の一研究員です。
昨日の小欄で枝物人気のことに触れつつ、フラワービジネスノート最新版をご紹介いたしましたが、本日の日本農業新聞1面ではちょうど枝物特集連載のイントロ記事が紹介されていましたね。以降の連載記事を楽しみにしたいと思います。
さて、「緑視率(りょくしりつ)」という言葉もあり、人の視野、視界に占める植物の割合を示すもので、その割合が高いほど、心が落ち着くものであると報告されています。最近すっかり南半球の植物を目にする機会が多くなりましたが、緑視率の中でも南半球のオージー系植物を目にする機会が多いことから、緑視率ならぬ、南半球原産の植物率、略してサウプラ率が高まっているいってもいいかもしれません。(つまりオージー系の植物が人気ですねというだけですが。今に始まったことではありませんが)
・・・ま、それをいうなら、日本農業新聞の記事の通り「緑枝率(りょくしりつ)」も急上昇中ですね。
個人的見解に過ぎませんが、サウプラ率が上がると、ガーデンでも花束でも急に洗練された感じというか、カッコよさが増しますね。サウプラというとユーカリやバンクシア、プロテア、リューカデンドロンのように大きくて、かさかさとしたドライな質感があるイメージがイメージが先行していますが、写真のように下草的なものもあります。
この春に調達して自宅に植えてみました。レプティネラといいます。
夏越しできるかどうかですが、気温はさておき、問題は日本のこの湿度ですよね。
いまのところこんな感じです。よーくみるとゲジゲジな生きもの風で怖いですね。気温が下がると色がのって更にかっこよくなるようです。冬も越せれば嬉しい限りです。
先日小欄でご紹介した我が家園の主(カナヘビ)が、ここに隠れているダンゴムシを好物としているようです。カナヘビをオージープランツの守り神として、うまく成長してほしいものです。
以上、我が家のオージープランツをご紹介しました。
それではみなさま、ごきげんよう。