花研コーヒーブレイク
桜について
2010.01.25
年頭の新聞記事を今さらで恐縮ですが、重イオンビームで四季咲き性の桜を開発という記事がありました。
今時分、花暦カレンダーの4月分を編集していることもあり、急にそんな桜やあんな桜が知りたくなり、あちこち資料を探してみると、
十月桜・・・10-1月に開花、また翌年の3月ごろ開花 二季咲きです。
この桜がしばし、狂い咲きかな?と冬に思わせる桜だそうです。
ギョイコウ・・・4月の中盤に咲く、緑色の桜。外でみるとなかなか想像つきませんが、部屋で鑑賞するにはグリーンは良さそうです。
駿河台匂・・・駿河台にあったと思われる香りのいい品種。名前にひねりが無いのが、ちと残念ですが。春には探してみよう、桜もちの香りでこれはクマリンという化合物です。濁点が無く、名称にしては良い響きです。
ということで楽しそうな桜がきりがないくらい出てきます。
今時分、市場は啓翁桜が主流ですが、上記のような面白いものもあるということです。