花研コーヒーブレイク
タケノコをめぐる冒険
2024.04.23
こんにちは。花研の一構成員です。
週末、日本農業新聞をぱらぱらとめくっていると、馬絹(まぎぬ)産タケノコが話題として掲載されていました。
馬絹とはいうまでもありませんが、神奈川県川崎市にある町の名前。都心からわずか車で一時間ほどのところに位置します。名前の由来は、平安時代中期の平将門の乱で落馬した皇族の衣を里人が拾って熊野神と崇め祀ったことによると伝わります。名前の由来は古く、また馬絹村時代も江戸時代から続きは、花木の生産が盛んです。とりわけ馬絹の花桃は、かながわ名産100選に選ばれています。宅地開発が進んだものの農産物の生産地としてもしっかりとした産地を様々な品目で形成しているエリアでもあります。
さて、そんな地域に行けば、タケノコもあるのかあと思ったら食べたくなってきまして、日曜日の朝から住宅街を少しうろうろすると、直売所を発見。掘りたてのタケノコを入手することができました。直感アタリ!
直売所はタケノコの時期などに一時的に開設するようでいわゆる常設の直売所ではありませんでした。農水の発表によると、国内に約2万か所の直売所があるとが、常設が半分の1万で、直売所売上の80%以上を占めます。残り半分の1万か所が今回訪れたところのように季節に応じて開設されるところとうことになります。
季節の直売所は品物がある時期のみのオープンなので、メディアや自分のSNSで案内するのですが、興味がないと意外とリーチできないかもしれません。今回たまたま新聞で知ってインスタも確認したのでその売り場を知ることができたが、旬が短いため油断するとたどりつかない可能性がありました
先日とある社内ミーティングで、花き業界の課題として告知・知らしめるということが挙げられた。花に興味があるお好きな方に旬の楽しめる情報をとどけることが花好きのロイヤルカスタマーを維持するには欠かせないこととしてあります。
ちなみに花の直売所というのもある。近隣では東京は大田区にシクラメンを生産直販する方がおり、時期になると、そのハウス内は消費者でにぎわっている。みなさん自分の好きな一鉢をお買い求めになるのです。
なお、タケノコは直ぐに調理しないと時間と共に品質が劣化、えぐみが増すので昼から茹でたことを最後に付記しておきます。
ではまた。