OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

カラー・オブ・ザ・イヤー2014 by PANTONE

2013.12.11

 

フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAの次は、カラー・オブ・ザ・イヤーです。

こちらは翌年を先取りして、毎年今くらいの時期PANTONEより発表されます。

 

 

 

この度、カラー・オブ・ザ・イヤー2014が発表されました。

こちらです。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

 

 

(クリック!↓ パントンのページが開きます)

 

 

ラジアント・オーキッドですって。

 

うーーーーー、わがんねぇ(-_-;) どんな色っちゃ??

 

「ラジアント」は“キラキラと輝く”という意味、オーキッドって“ラン”だから~と思ったら、もうひとつ“赤っぽい薄紫色”という意味があるようです。

 

つまり、“キラキラと輝く薄紫色”といった具合でしょうか。

 

パントンでは、この色をcaptivating(魅惑的な)、magical(うっとりさせるような)、 enigmatic(謎に包まれたような)色と表現しています。

また、前回発表の「エメラルド」カラーが、「成長と復興・繁栄の象徴である」のに対し、ラジアント・オーキッドは「人の目を引き付けるのと同時に、今の社会で必要とされているひらめきや創造力・独創性に火を付ける色である」と位置付けています。

話は逸れますが、色の説明の中にfuchsia(フクシア)と色が合うなんて書いてあるものだから、なぜorchid(ラン)カラーがいきなり花のフクシアと合うとかいってるんだろッ!?・・・なんて思っていたら、fuchsiaには「赤紫色」の意味があったのですね。ラジアント・オーキッドは、明るい赤紫色や赤、ピンクの淡い色などがグッドマッチだそうです。pinkを筆頭に、花の名前は同時に色の名前にもなっているケースが多いので、紛らわしいですねぇ~。知らない自分がいけないのですが(^_^;)

 

 

戻りまして、今回のラジアント・オーキッドという選択、なんとなくこれまでとはトーンが異なりますね。

ここ数年は景気後退の要素が大きかったのか、生活者が元気になるような位置付けで、そのようなコメントを伴った色が多かったような気がします。

以下は過去3年に選ばれた色の形容ですが、太字で示したようにいずれも「元気が出る色」とか「エネルギーを再びチャージしてくれる色」「励ます色」「勇気づける色」「気持ちを上げれくれる色」、最後には「アドレナリンを引き出してくれる色」などという表現が出てくるほど、私たちのやる気を引き出す色であることが強調されています。

2013年はエメラルドで、“明るく生き生きと元気が出る色で、幸福と調和のバランス感覚を強化させる優雅で美しい色”

2012年はタンジェリンタンゴで、“元気を与え、前進するエネルギーを再びチャージしてくれる色」、また、都会的で洗練された色であるとともに、魅惑的で印象的な色”

2011年はハニーサックルで、“日々のトラブルに情熱と十分な気力を以って立ち向かう私たちを励ます色、且つ私たちを勇気づけ気持ちを引き上げてくれる色である。ストレス時代には私たちの精神を引き上げてくれるような何かが必要だが、このハニーサックルは魅力的で刺激的、まさに私たちのアドレナリンを引き出してくれる色”と位置付けている。

 

ところが、今年の2014年の色では、そのような表現は見当たりませんね。景気の底から一歩抜け出した感が広まったということなのかもしれません。

 

明日に続く

 

 

pagetop