花研コーヒーブレイク
アスパラガスが伸びてきたのですが、撮影したらチンアナゴのようでした
2024.04.10
こんにちは、花研構成員の一名です。
タイトルに落ちまで書いてしまいました。写真を見ていただくと一目瞭然なので、これ以降はそれほど意味があるエッセーではありませんが、お茶でも飲みながらご笑覧ください。
アスパラガスが伸びる時期となりました。ずいぶんと前に、家の隙間にアスパラを植えて、葉が茂った様子を楽しんでいました。アスパラガスが伸びてきたら芽を収穫せずにしばらく伸ばしたままにしておきますと、すっと伸びた茎からふさふさとした葉を伸ばしてきます。フサフサとはいえ、うんと密集するほどでもなく、透け感がある葉っぱです。この感じが昨今の花のトレンドである透け感と相性がいいのかなあと思って愛でています。写真は株分けして鉢に植えなおしたものです。ひょろーっとして海底にすむチンアナゴみたいだなあと思って撮影したのです。
アスパラガスには食用でなくても観賞用の種がありますね、切花・園芸植物としていくつも出回っているので特別に目新しいものではありません。とはいえ、改めてこのアスパラガスが茂った透け感は、最近のトレンドにマッチするのではないかと思っています。
ところで、アスパラガスを調べるとちょっと興味深い情報にたどり着くことができます。食用アスパラの近い仲間にキジカクシという種があります。これは日本などアジアが原産です。つまりあちこちに生えているのです。アスパラガスと同じようにふさふさとした葉を伸ばします。キジは雉、つまりキジが隠れるほどに生い茂るという意味です。このキジカクシのように、たぶん探せば透け感素材が国内にはまだまだあると思います。
最後に、似たような言葉並びに、きじ撃ちに行く、という言葉があります。こちらは屋外で用を足すことを意味します。キジカクシの陰でキジウチ、雉とばったり会ったりして・・・。
なんだか脱線がひどかったので今日はこのあたりで終了します。