花研コーヒーブレイク
紅茶が気になる喫茶店
2024.04.01
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
本年度もどうぞよろしくお願い致します。
さて、昭和の名曲「春なのに」で春のお別れの切なさを歌ったのは柏原芳恵さんですが、同じく柏原さんの名曲で「紅茶の美味しい喫茶店~♬」と歌いだすのは「ハロー・グッバイ」。こちらもヒットしました。
さて、今日は「紅茶の美味しい喫茶店」ではなく、「紅茶が気になる喫茶店」のお話。
3月26日の日本農業新聞に、「和紅茶」に関する記事が掲載されていました。国産紅茶の産地がこの10年で倍増しているのだとか。紅茶も緑茶も茶葉は同じ「チャノキ(Camellia sinensis)」ですが、和紅茶とは日本産の茶葉でつくった紅茶のことなのだそうです。
記事によれば産地ごとのオリジナリティのある和紅茶が流行っているそうです。まさにオリジナリTEAが重要ということですね。
なんて駄洒落はさておき、ポイントは香りだとか。それぞれに異なる香りは発酵方法によるものと、品種に由来するもの、そしてお茶を入れる技術によるものなのだそうです。適切な品種を適切に栽培する技術、クローン苗を生産する技術、紅茶に加工する技術、加工した商品を適切に管理流通させる技術、おいしい紅茶を入れようとする技量と心意気。美味しいと思う豊かなライフスタイル。つまり、川上から川下までのサプライチェーンがあって成立するものですね。
大変興味深いお取組みと思いました。
それではみなさま、ごきげんよう。