花研コーヒーブレイク
森林と炭の利用について その2
2010.01.15
森林総研という組織があります。最近のプレスリリースとして、年輪から木材の産地を同定できる技術を開発した、という事がありました。
木材がCO2認証制度に利用される技術ができあがりつつあると思います。
さて、本題です。
炭素隔離という言葉があります。増えてしまったCO2を大気中ではないところに隔離(=貯留)しようというもので、代表的な事として海の中とか地面の奥深くへ沈めてしまおうというものでプロジェクトが国レベルで進行中かと思います。
炭づつみを使う事も炭素隔離の一つのパターンなんですね。都市部では高層ビルを作る際にあちこち植栽をすると思いますが、そこで実践できる数少ないパターンでしょう。
同様の考えで、木炭を畑にまこう(炭は土壌改良材として畑にいいものです)という事を提唱している方がいます。概算でかなりの量が可能です。
木材の産地認証技術がすすんで、木炭の産地認証技術ができればよりいいのかな、と思います。資料を調べたところ2007年の記事でしたので現在どうなっているのか、調べなおしてみます。