花研コーヒーブレイク
教育サービスあるいはゲーム・キャラクター
2010.01.14
低年齢層への花の購買促進について
小学生へ花を販売するには、という事をしばし考えます。親が購入し、その楽しみ方を伝授するという事もあります。が、もう一つの手として小遣いで買える範囲のものを供給できれば習慣づくのではないかと思います。習慣づけがなされなかった一つの例として、39歳以下の世帯は60代の世帯と比較して約26%しか花および園芸品にお金を使いません(可処分所得の違いがありますので、その係数をかけるべきですが、ここでは考慮してません)。
これは憂慮すべき課題ですので、しばし考えを巡らせます。
解答としては、ゲーム等のキャラクター利用か・教育サービス業界への提案
二つかな、と思います。
お小遣いの金額は、お年玉等の臨時収入を入れて年間数万円、大部分を貯金に回す、という某会社のアンケートがあり、まあざっと考えて彼らの可処分所得は毎月1000円までではないでしょうか。そこから考えますと、現状購入できる範囲は種子なのではないでしょうか。種子と言えばパッケージが可能である程度保管がききますのでお菓子と一緒になるような気もします。昨年の展示会で、とてもカラフルなコーティングをした種子をみつけました。これは今年あたり製品化されてくるのではないでしょうか。
もう一つ教育サービス業界とのコラボレーションが不透明です。受験シーズンには風邪予防の観葉、合格発表時には桜の花、引っ越しシーズンには…と、いろいろ組み合わせが可能ですので、アプローチしたくなりますね。