花研コーヒーブレイク
春の長雨
2024.02.19
こんにちは。みんなの花研ひろばです
あいやー、今日から東京地方では暫く雨予報のようです。
今週の大田区の週間天気予報はこの通り。(tenki.jp 2月19日17時時点)
あれま、ずっと雨じゃん。
これまた大気が入れ替わるときで、6月の梅雨と同様に、次の季節がやってくる兆候にほかならないわけですが、このままいけばなかなかの長雨。ご存知の方も多いと思いますが、春の長雨を菜種梅雨というそうです。言うまでもなく、菜の花が咲くころに降る雨だから。
菜種梅雨に因んで、大田花きにおけるナノハナの流通状況を見てみました。
以下のグラフは大田花きにおけるナノハナの取引推移を示したものです。
数量(棒グラフ)はこの5年間でほとんど変わりませんが(点線の近似曲線参照)、オレンジ色の折れ線が示す金額は緩やかに上がっています。
フラワービジネスノート2024のData17にあるような切花成長分析マップで見てみると、ナノハナはやはり右上の伸び筋にプロットされているものの、品薄傾向を示す地帯に位置していました。現在は、黄色のドーム型のナノハナばかりではなく、少し花がまばらにつく野趣あふれるふれるものやタネに観賞価値を置くもの、しかも少しシルバーのようなブルーのようなメタリックっぽい光彩のものも多種多様に流通しているようです。
ナノハナは2月がピークですから、今年はもう後半~終盤ではありますが、切花ナノハナも注目に値するマーケットだと思います。
さて、過去に、当ブログで菜の花について書いたものがいくつかありましたので、もしよろしければご覧ください。いつ見ても落書き版ですみません。
それではみなさま、ごきげんよう。