花研コーヒーブレイク
切花の日持ちについて雑感 など
2010.01.19
1/19の日本農業新聞の記事でしりましたが、花の日持ち保証販売という事業に対して農水が補助を行う、というもの。業界として湧きますね．．．。
遡ること10年以上前にオランダがイギリスの花流通業界を攻め落とした戦法に習ってのことです。（ちょっと言葉はあれですが 私のイメージです）
そんな古い戦法を、という事が心配かもしれませんが、実はマーケティング分析でも花の日持ちは常に上位にマークされるキーワードであり、あとはそれを時代・地域にどう合わせるのか、という事が常々課題でした。
定量しづらいものだけに、事業に取り組むところは色々なアイディアで勝負してくると思います、私たちもオリジナリティのある日持ち、創発してまいりたいと思います。
日持ちついでに、なんですが、香のある花は日持ちしなさそうなイメージが付きまといます。ここ数年内で実験的に調べた人がおりました。レポートによりますと、例えば現代のバラ園芸品種においては香と日持ちに相関はないようです。以前は香のある品種は弱かったのでしょう、が香と短命が結びついて常識として残ってしまっております。
香にも取り組んでいる我々としては、香＝短命という方程式、これだけでも払拭したいですね。
