花研コーヒーブレイク
これは例の危険な「実」なのか?
2024.02.28
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
大田市場の周辺あちこちに雑草のようにはびこるこのツル性の植物。これは、その名を口にするのも憚られる例のあの花、あの植物。
ヘクソカズラです。
江戸時代にはクソカズラくらいに呼ばれていたようですが、さらに「屁」がついてヘクソカズラになったとか。どんどんひどくなる名前って珍しい。
ほんまにヘクソ(屁糞)系の香りなのか・・・あ、失礼・・・と思い、あまり好きな香りではなさそうですが、とりあえずその辺のことはわかっておいて無駄はなさそうだし、確認してみようとおもい収穫してきました。
採ってきてみたものの、ちょいと勇気がなく、潰せないまましばらく放置。事務所のみなさま、さーせん。
こうしてみると、野生版ツルウメモドキのようで、ツルウメモドキモドキとでもいいましょうか、見た目は悪くありません。
しかし検証すべきは臭いです。このブログも書かなあかんし、仕方なく顔は明後日の方向を向けて潰してみました。飛び散るとこれまた大変なので、ペーパーに挟んでむぎゅっと上から圧力をかけてみますと。こんな感じ。
んわっ。
恐る恐るペーパーを開いてみると、なかなかヘクソ系の光景が広がっていました。
どうよヘクソカズラ、ヘクソ臭する?
この時点で確かに何やら臭います。
いやしかし、これはヘクソ系の臭いではありません。個人的な感覚の差がありすぎるといけませんので、念のため花研内で回覧・・・ていうか「回嗅」??
いずれの意見もヘクソ系ではなく、「トマトのよう」とか「青み臭」という意見がありました。確かにジューシーなトマトかキュウリの青さを思わせる臭いと言えるかもしれません。
ということで、積年課題としていたことがやっと一つ検証完了です。とっととやるべきでした。
ヘクソカズラの実の臭いはヘクソ系ではありませんでした。
それではみなさまごきげんよう。