花研コーヒーブレイク
落ち葉が溜まる場所
2023.11.27
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
気温もぐっと下がってきて、紅葉がきれいですが、同時に下を見れば落葉が目立つようになりました。
さて、枯れ葉がたまる場所があるようです。
写真では自動車のタイヤですが、風に舞った枯れ葉がこの周辺に集まっている光景です。
枯れ葉って掃除が大変。大田市場の近くの公園でも、よく電動で風を吹かせて落ち葉を集めるような機械を使て落ち葉掃除をして大変そうな後継を見かけますが、落ち葉は毎日毎日掃いても掃いてもキリがありません。
しかし、気づけばこようにいつも枯れ葉がたまる場所があります。タイヤのようなところでなくても、道路でところどころに葉が少しずつ固まって山になっていたりします。誰かがまとめたというよりも、自然にそうなった感じがするのです。
このような枯れ葉の吹き溜まりができる現象を科学的に究明し、効率良く、また負担少なく掃除に生かせないものでしょうか。
もしかすると物理学者で随筆家の寺田寅彦のエッセーにヒントがないだろうかと思い調べてみたら・・・落ち葉の吹き溜まりについては残念ながら見つかりませんでしたが、花について有名なエッセーを見つけました。
よくあることで、調べ物をしていたら目的のものは見つからなかったけど、そのほかについての収穫があったってパターン。
花に関するエッセーとは、椿の花が落ちる向きについて考察したエッセーです。論文としてもまとめて英文でも発表しているようです。さすが物理学者ですね。
寺田寅彦は物理学者としても一流ですが、夏目漱石の弟子で、文章もすごく上手いしエッセーの目の付け所もいいですね。論理的、且つ科学的に構築するセンスが生きているのかもしれません。
晩秋の雑文で失礼しました。箒で掃いたかのようにお忘れください。このブログ自体が雑文の吹き溜まりなのですが。
青空文庫から読めますよ。
雑文密集地、花研ブログコーヒーブレイクからのお届けでした。
それではみなさま、ごきげんよう。