OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

納豆売り場のスペック表示から

2023.11.24

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

納豆は安売りしていたら躊躇なく大量買い。安売りしていなければ、メーカー、粒サイズ、価格をチェックした上で、経験値から味やパックの使い勝手もちょっとだけ考慮し購入。タレのこだわりとか必要ないの、個人的には。なんならタレもからしも必要なし。豆だけあればいい派なのでございます。売り場で納豆決勝戦でどうしても決めかねるとき、最後は賞味期限で勝負します。

 

ってことで、何はなくともまず納豆。買い出しの際は、必ず納豆売り場に行きます。

一昨日、某スーパーの納豆売り場に、こんな展示を発見。

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なんと気の利いた情報ではありませんか!

大粒から超極小粒・ひきわりまで、およその大豆サイズが参考情報として提供されているのです。しかも「納豆になると豆のサイズは倍になります」という説明書きまで。えー、ここから倍?ほんと??

とは思いますが、ほんとでなくても結構です。そもそも納豆の豆スペックはメーカーによってまちまちですし、「小粒」定義も異なるもので、パックを空けてみないとわからないところがありますから。でも、このような規格展示があれば、まあだいたいこんなもんだよととても参考になります。

目安として価格とのバランスを考えて購入するのに必要な情報です。納豆については完全に消費者目線ですから、実際にはこの参考情報と多少異なっていてもあまり気になりませぬ。やはりこのスペック展示プラス、国産大粒とあらば、それなりに単価が張ってもそらそよね、と納得する材料になります。

 

同じような課題は花き業界にもあって、商品によって、或いは生産者さまによってサイズ表記はまちまち。SML表示をcmに統一するなどのお取組みも見られ、そのことによって、バイヤーさんは買いやすくなり、売上を伸ばした産地さんのお声も聞こえてきます。

以前、日本水仙が似たようなお取組みとして、大田市場にスペック事にこんな感じよと展示したことがありました。それをご覧になった某仲買人さんが、とても役立つ情報だと絶賛していました。

大田市場に展示する際などは、品種品目、生産地の様子の紹介のほかに、スペックごとに商品の姿を紹介するのもいいかもしれません。スマートフラワーのような短茎が求められるケースが多くなってきた一方で、大きな会場装飾など法人需要も回復してきたことから、同じ品種でもお客様によって長いもの、花序の大きいものを求められることもあるでしょう。

 

サイズやボリューム表記を誰でもわかるようにする、或いは品目によっては全国統一するのは、売上アップにつながる一つの手段かもしれません。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

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