花研コーヒーブレイク
通り雨が描く芸術 ~電車通勤1周年に寄せて~
2013.08.09
電車通勤してみると、車通勤だったときには出合えなかったものに出合える。(逆もまた然りだが)
通り雨が描いた芸術。
通り雨も結構やるじゃないか。
地上で生活する人々を困らせているばかりかと思っていたけど。
電車通いというのは、その通勤時間の長短に関わらず、社会や季節の移り変わりなどを垣間見ることができる。電車の中刷り広告の埋まり具合を見たり、電車の混み具合を見たり、モノレールで観光目的と仕事目的の乗客の割合を見てみたり・・・
休日や連休も仕事でカレンダー巡りが麻痺しがちな市場勤務者には、こういったことで世間と隔離されずに生活していけているような気がする。生場背手いただくこともたくさんある。
毎日夜明け前に車で出社し、自宅とオフィスを車で往復していた時は、こうはいかなかった。
いずれの通勤手段も一長一短だとは思う。
電車に乗っていれば、無性にイライラしているのであろう女性に体当たりされたり、満員電車で男性に意地悪に押されることなど日常茶飯事に起こる。
それでも尚社会を見ながら仕事に通うことに意義があると思うな。
最近はよく山手線50周年記念、リラックマ車両に出合ふ。
電車通勤1周年に寄せて。