花研コーヒーブレイク
今週の中央通路「マムコンペ」ほか
2023.11.01
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
2023年も残すところあと2か月となりました。2024年の予定もどんどん入っってきて、もう年内のスケジュール帳では事足りなくなりました。
という方はぜひ『フラワービジネスノート2024』をご利用いただければと思います。カレンダーはマンスリーですが、2023年10月から2025年3月までの18か月分が掲載されています。切り替えのタイミングも不自由なく今からたっぷり使えます。
さて、気づけば年の瀬までもう少しというこの時期、11月6日はいいマムの日であるように国産のキクが旬を迎え、品質、数量、品種のバラエティともに充実してきます。そんな折、今週大田市場の中央通路を訪れますと、マム(キク)のデザインコンペを開催していました。
応募総数13名による13作品。写真で一部を紹介。こんな感じです。
それぞれに素晴らしく、作品をご覧になったあとは現地にてQRコードから1つに投票するようになっています。泥油ももちろんしっかり投票しましたよ。
しかもこちらのサイトからどなたでもご投票できるようになったようです!遠隔地からでもぜひご投票くださいませ。
ご応募の多くはデザイナーさんとのことでした。現在は匿名で展示されていますが、結果発表とともにお名前も公表されるようです。楽しみですね。
全体の「色味の点」だけからいえば、目をひいいたのはこちら。このリボンと花瓶の青みカラーです。花の色ではなく資材の色です。
そういえば、染の花はたくさん流通するようになり、つい先日10月29日読売新聞にも「染の花 ~表情楽しむ~」(デジタル版は会員制です)の記事に掲載されたところではありますが、この青みカラーは染めの花でもまだなかなかお見かけしないように思います。
この作品ではミスカンサスと同様のフォルムでリボンを使っていますが、もしかすると生花では染めたときの色目が安定しないのか、再現性が低いのか、いずれにしても難しいのかもしれません。あるいはまだこの色に誰も着目していないか・・・わかりません。
ショーケースも充実!
日本最大の花き専門輸入商社クラシックさまと今や全国でも枝物の大産地として名をはせるJAえひめ中央さまの展示をしています。
こちらはクラシック様の展示。
こちらは愛媛中央様。使いやすく素晴らしい数々の枝物に圧巻です。
国産と輸入のコットンツリーがあり、品種の違いは一目瞭然。お好みと用途で使い分けるのがいいようです。
★えひめ中央さまのコットンツリー
★クラシックさまが輸入されるコットンツリー
★通路にはこんなかわいいコットンツリーも。輸入商社のアヤブリッジ様が輸入されるゆめかわ系のコットンツリーです。
今週の中央通路は(も!)充実度100%です。
買い出しにいらした方はぜひ2階にも足をお運びいただければ幸いです。展示は11月3日金曜日までです。
それではみなさま、ごきげんよう。