花研コーヒーブレイク
ハロウィンと花の消費
2023.10.30
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
ハロウィンを控えた週末、都内の繁華街はどのような状況にあったのでしょうか。ニュースによりますと、ハロウィンの時に若者が集まっていた渋谷はだいぶ閑散と、もしくは想定以上に人が少なかったようで、あらゆるトラブルを未然に防ぐことができたようです。これも行政や警察、地元のみなさまのご尽力あってこそのことですね。
その何千分の1くらいの人は、拙宅付近の目黒川沿いで開催されたプチハロウィンイベントに参加していたようで、某JRの駅前には素敵に仮装した人達がたくさんいらっしゃいました。駅前やエキナカの生花店さんを拝見すると、いずれもハロウィンを意識した品揃え。生活者マインドを上手に汲み取ったデザインで感心してしまいました。
さて、海外メルマガ『フローラルデイリー』によると、フィリピンでは10月31日はハロウィンではなくUndas(ウンダス:タガログ語で「諸聖人の日」のことだそうです)と呼ばれ、亡くなった祖先が帰ってくるのだそうです。開けて1日や2日には家族や親戚が集まり、お墓参りをするそうで、そうなればもちろんお供えの花も欠かせず、花の消費も拡大するそうです。なんだかハロウィンもウンダスも日本のお盆のような感じですね。
元の記事を拝見しますと、花の価格は2倍に上がる可能性すらあるそうです。記事によればヒマワリ、ガーベラ、カーネーションなどいろいろ使うようですね。
きっと起源はさておき、各国に死者が蘇るとかご先祖様がこの世に帰ってくるという日はあるのでしょう。
それではみなさま、ごきげんよう。