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ユニクロ古着を販売 花きの中古市場とは?!

2023.10.18

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

衣料製造販売大手のユニクロが、自社製品の中古を期間限定で販売するそうです。様々なニュースサイトで話題になっていました。原宿の店舗にて、期間限定のポップアップショップを展開、期間は10月11日から22日、リユース品とリメイク品を扱うのだとか。

 

そもそも衣料品の生産については環境負荷が高いのではないかという政府見解もあり、環境省などではホームページで衣服のライフサイクルに関するデータを公開し、サステイナブルな衣服との付き合い方を示しています。

 

 

さてユニクロの記事に話を戻しまして、ポイントを書き出してみます。(参照ニュースはこちら)

①担当はグローバルマーケティングの人

②国際的にサステイナブルがトレンド。会社方針としてサステナブルを掲げている

③同業他社も二次流通については検証中

④グローバルでは、ユニクロですでに13か国でリペア・リメークを手掛ける「RE.UNIQLO STUDIO」がある。

(日本にはないようですが・・・)

⑤原宿での限定ポップアップにとどまらず、あちこちでポップアップを継続的に展開し、検証していく。

 

花き業界については中古市場としてロスフラワーと表現されるマーケットがあります。中古市場といえば、車や衣類、書籍類など長持ちする消費財が大勢を占めます。価値が短期間のうちに大きく下がらないものや、むしろ希少価値が高くなるものが商品としては適しているでしょう。その点からすると、花の中古市場はまた価値づけが異なるように思います。積極的に買いたいと思わせる動機付けのある商品が開発されると、さらに中古市場の活性化が見込めるのではないでしょうか。

 

とはいえ、購入した方がどこかの時点で手放したとしても、一方で価値ありと判断した人が存在すれば中古市場が成り立つというものです。その点からいけば、切花もご自宅内での中古市場を楽しむという方法があるように思います。リユースやリペア(水の交換や生け直し)です。これはすでに私たちがやっていることですね。ある意味、自宅内中古市場だったわけです。各自できる範囲でやってみましょう。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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