花研コーヒーブレイク
エリンジウム(植物)とエリンギ(キノコ)の秘密の関係
2013.07.02
7月に旬を迎える花のひとつ、エリンジウム。
この業界に身を置いていらっしゃる方といえども、多品目を取り扱う業務でなければ、見たことのない方もいらっしゃるのではないかと思います。
エリンジウムとはセリ科の植物で、青紫で金属質の光沢を放つ、異色の存在があります。
元々は鉢物商材として流通していましたが、多様化に伴い、切花でも流通するようになりました。
エリンジウムはご存知なくても、こちらはご存知の方多いのでは?
エリンギ・・・
なんだか名前が似ていると思いませんか?
エリンギは、エリンジウムの枯死した根に寄生することからその名がついたらしいのです。
まさかの接点。イソギンチャクとクマノミのように・・・かどうかはわかりませんが、植物とキノコも密接に関係しているのですね。
ちなみに、キノコもこの世にはあらゆる個性的な形と色を持つものがあり、花きマーケット用に開発したら面白いのではないかと思いましたが、鮮度維持がボトルネックとなり事前調査の段階で諦めました。夢は持ち続けていますが。
この夏のトリビアでした。