OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

クラゲらしいよ

2023.07.11

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

クラゲメイクが少し前から流行っていることを小欄でもご紹介したことがあったかもしれません。透明感があって、艶っぽくて、グレーとか水色とか水っぽく、はかなげな感じのメイクのことを言うんですとな。いや、アタシャやりませんよ、クラゲメイク。怒られそうだし。

とはいえ、ちったー意識します。厚ボテにならないようにクラゲ、クラゲ、とおまじないを唱えながら塗りたぐるくらいの話ですが。

 

さて、クラゲはメイクだけかと思っていたら、なんとファッション業界にもクラゲが席巻中。

“クラゲルックがブーム”

 

クラゲルックとは、涼しげ・透明感・脱力ムードの三拍子そろったファッションのことなのだそうです。確かにいらっしゃいますね、クラゲルック。うちのご近所にもいらっしゃいますよ。さすがに朝の山手線ではなかなかお見かけしませんが(お勤め人の男性がほとんどだし、その人たちがクラゲルックになったらむしろ怖いかも?)、休日ともなればいきなりおしゃれなクラゲさんをたくさんお見かけします。

 

涼し気、透明感、脱力ムードというキーワードは現在の花きマーケットのトレンドにも合っているように思いました。脱力ムードというのは、今空前のブームが巻き起こっているグラミネ、雑草の人気に象徴されています。透明感は、以前からキーワードとしてもご紹介していますが、面を埋めずに向こうが透けて見える感じ、ミニパーツ構成のアイテムなど、涼し気もICSラインを描き、ちょっとした風で揺れる感じのアイテム。これらを花き業界でクラゲデザインを表現したことは今のところありませんが、キーワードとして重なっているように思います。恐らく色目も。

どんなものか想像はできませんが、「クラゲブーケ」なるものも作ろうと思えばフローリストさんたちにとっては朝飯前かもしれませんね。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

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