花研コーヒーブレイク
あいみょんの大型広告
2023.06.20
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
渋谷駅の連絡通路を通っていたら、あいみょんの大型広告を見かけました。この広告掲載は一週間限定のこともあってか、通りがかりの人はみなさんスマホでパシャリパシャリ。群集心理といいますか、つられて私も撮ってしまいました。
あいみょんといえば、牧野博士をモデルにしたNHKの朝ドラ「らんまん」の主題歌「愛の花」。あいみょんの作詞作曲です。この広告はその「愛の花」でした。お口にくわえているのは、想像上の花を造形したもののようです。とても個性的でかっこいいですね。花は架空ですが、こちらのインスタを拝見すると、葉の部分はスタッキーを使ってコーディネートしているようです。
良いきっかけなので「愛の花」をググると、あいみょんのコメントが掲載されていました。
(以下引用です)
「自宅で大切に育てていた蘭が遂に蕾をつけて紫色の花を咲かせた頃に、主題歌のお話を頂きました。
1年半以上全く花が咲かなかったのに見事にシンクロ。爛漫と紫の花が咲きはじめてびっくりしました。
きっと偶然だとは思うんですが、日本の植物学の父、牧野富太郎さんをモデルとしたお話ということもあり、まるで花に祝われてるような、よろしく!と言われているような、そんな気がして嬉しくなりました。
ただひたすらに愛する力を持つ、そんな主人公や主人公の奥さんと向き合いながら制作した楽曲です。
毎朝流れると思うと、これからの朝が緊張します。よろしくお願いします。」(引用終了)
あいみょんちの紫のランて何だろうと思い、インスタを拝見してみますと、このような花であることが分かりました。
デンドロに近い品種なのでしょうか。かわいらしいですね。
タイムリーに花が咲いたことで、あいみょんも創作意欲を掻き立てられたことと想像します。このような背景にあるストーリーを伺うと、「らんまん」の見方もまた少し違ってくるというものですね。そう思うとあいみょん大型広告、心理的な影響も効果も大型です。
そしたらぬぁんと雑誌「GINZA」5月号の表紙を華麗なるあいみょんが飾っているではありませんか。
しかも、中身を拝見すると「あいみょんの花日記」ページが。あいみょんがご自宅でかわいがる植物50品種が紹介されています。インスタでも紹介されていましたが、らんまんの主題歌の話を受けたときに咲いたというランも紹介されていました。
真ん中の行の上段はスタッキー。インスタで愛の花の葉として使われた観葉植物(サンセベリアの一種)です。
よろしければこちらの雑誌もご覧になってみてください。
あちこちのページデザインに花が使われていて、勉強になります。
それではみなさま、ごきげんよう。