花研コーヒーブレイク
アメリカの雇用統計とウォルマートの機械化
2023.06.15
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
アメリカの雇用統計5月実績が発表されました。雇用者数が市場予想を大幅に上回ったとあります。一方で、5月14日付の日経MJでは、小売り大手のウォルマートが自動化や効率化を進め、米国内4,700店舗のうち65%を自動化するとか。驚異的な数字です。既に配送倉庫などは2000人以上の人員削減を実施したのだとか。
地方の小売店を駆逐した一方で、地域の雇用にも貢献してきたと思っていたウォルマートですが、なんとここで自動化です。予想を上回ったとされるアメリカの雇用統計には続きがあって、「失業率が市場予想を上回る上昇とまちまちの結果」と続きがありますので、やはり雇用統計にも影響が出ていますし、今後さらにクリアに数字に表れるのではないかと思います。アメリカって本当に極端といいますか、効率と資源の国だなあと思うことが多々あります。
翻って、花きについても米国でコロナ禍で国産が増えたという記事によく出合います。いつもウォッチしている北米の露地生産者の会のようなサイトでは、トルコギキョウが登場するようになりました。昨年まではケイトウがよく出てきたのですが。だんだんと業務用の豪華な花になってきました。米国でも法人需要が回復してきたということかもしれません。
それではみなさま、徒然なるままに、ごきげんよう。